弁護士、現金、そして銃
鬱病だと言われても鬱病っぽくないので、もう一般化して精神的な危機と一括りにしてしまおう。この状態にある場合の楽に生き残る方法としては、下記の3つが有用であると思われるため、まとめてみる。
- とにかく考えられるようにする
- 人的援助を得る
- 金銭的援助を得る
兎にも角にも肩の荷を下ろして考えられるようにならないと始まらない。よく寝る。散歩して身体を疲れさせる。筋トレをする(マッチョが一番信頼出来るんだ)。お洒落してみる。やりたいことをメモする。好きな本を読む。音楽、殊にBUCK-TICKを聴く、等。SNSも有効である場合がある。シモーヌ・ヴェイユの<真空>の概念のように、考えることが出来るリソースを脳に確保する。これだけで随分楽になる。
自分で考えてても埒が明かない、言語化するのが難しい、或いは再就職先を探す、という点で人的援助を引き出すことが有効だ。これはメールでも何でもいい。縁のある人に片っ端から連絡するといい。話足りなければ一緒に食事するといい。先日畏友と中野のTWO FACEという自称<Gothic 肉屋>に行った。筆舌に尽くし難い危険な人物(話すといい人)が筆舌に尽くし難い美味しいお肉を食べさせてくれる。BGMはHIDEかBUCK-TICKだ。最高だ。
残念なことに、現代は生存するにあたって例えばHeavy MetalのCDと肉や米を交換するような社会ではない。兎にも角にも生きていくためにはお金がいる。頼れる親族があれば頼ってもいい。私は生まれて初めてハローワークに行った。これは失業給付をいただきにいくためだ。なお、前職は退職金もなければ給料の支払いも渋るようなケツの穴野郎であったため、私は大変苦労した。
ハローワークでの手続きは下記の段階を踏む。
- 申込
- 雇用講習会
- 雇用保険説明会
- 認定
さしあたって敷居が高いのが申込だろう。必要な書類は下記になる。
離職票に関しては前職のように2ヵ月遅れるようなケースもあるため、ペンディングで手続きを進めてくれる場合がある。また求職申込書が手元にない場合はハローワークに用紙があるため、そこで記載することが出来るため、これも必ず事前に用意しなければならないわけではない。その他に関しては必須と考えていい。加えて私のケースでは<Doctor Slaughter>の"働けるよ"という診断書を求められた。ここら辺を掻き集めると、あとはハローワークが処理してくれて、指示通りに動けばよい。
ハローワークでの出来事については次回に譲るが、このようにして私は随分楽になったよ。