スーツ、モデルデビュー、音楽性の相違
『エイリアン2』とか『第9地区』のパワーローダーってかっこいいよね。
装甲の薄いパワーローダーであるところのスーツを新調した。仕立て屋さんで私にしか着ることが出来ない、私以外の人間が身にまとうと身体が捩じ切れる、所謂オーダーメイドだ。モッズスーツを仕立てて貰った。生まれて初めてのことだったのでとてもどきどきしたけれど、なんとか要件を伝えることが出来た。
実際、ちょっとしたスーツを買う値段で私の体型に合わせたモディファイをしてくれるので、あれこれ探すことが馬鹿馬鹿しくなる、面白い体験だった。機会があればまたお願いしたい(実際お願いした)。なお、この格好でへヴィメタルをするとなると、へヴィメタル界からもパンク界からもユニフォーム的な相違で敵視されることになる。最高だ。
そしてこの度正式にモデルデビューすることになりました。
そのそもそもの始まりは扁桃腺切除手術であった。術後の経過を診てもらうためにお医者様に通っていたのだが治療終了宣言がなされた。曰く「まだ白いところ(かさぶた的なもの?)が残ってるけど……まぁ、痛かったらごめんなさい」。そこら辺、患者の成熟に一任されるあたり、非常にマッチョな先生である。マッチョが一番信頼出来るんだ。
その後、受付で色々な手続きをしていたところ、「こんな何で生きてるのか分かんないような扁桃腺の持ち主が最高の手術によってこんなに綺麗になったというサンプルとして写真を使わせて貰っていいか」と打診されたので快くお引き受けした次第。所謂扁桃腺タレント、扁タレというやつだ。
そんなわけで、今後も格別のお引き立ての程、宜しくお願い致します。