Conversation about the kingdom of fire

Ideas NOT worth spreading、お前の悪口、そしてお前の肉親の悪口

Standing in the Fire演習

 『プロフェッショナル・ファシリテーター』はZEN、或いは田村ゆかりだと言い張って久しい。著者であるラドリー・ドレスラーは場に敬意を表し、最も脆弱な頭頂部を預けるという意味で会議室に入るとき深々とお辞儀するらしい。<Bushido>だ。そして日々の<Shugyo>が必須であると説く。以下にノウハウを引用する(Life Fuckみたいだな)。

 

    • 身体の中に意識を向ける――呼吸・心拍数・筋肉の強張りなど、何かに気がつくだろうか。いまこの瞬間の姿勢や重臣の偏り、顔の表情はどうなっているだろう。身体全体をスキャニングしてみよう。
    • 修正する――腹式の深呼吸をする。呼吸のたびに腹部が膨らむようゆっくりと腹式呼吸を繰り返す。筋肉の緊張を緩め、体重を首と肩ではなく、骨盤・脚・足で支える。顔の筋肉、特にアゴの筋肉をリラックスさせる。身体全体がリラックスしたら、頭が上から吊り下げられているように上に向かって伸び、足は肩幅に開く。足の裏で床を感じ、自身が縦・横に占めているスペースを感じよう。

    『プロフェッショナル・ファシリテーター』pp.186-187

 

    1. 静かで心休まる場所を選び、椅子か床に座る。大地とつながると感じられる場所がいい。瞑想に慣れていない人は、タイマーを使うといいだろう。最初は2、3分行い、時間を徐々に延ばしていく。
    2. 頭・首・背中をまっすぐにして、力を入れていない状態で座る。目は開けているがどこにも焦点を合わせない。
    3. 過去や未来に関する試行はひとまず脇に置くように努力し、静かに呼吸し、「いま、ここ」に意識を集中させる。
    4. 呼吸しながら、身体に息が入ったり出たりする感触に集中する。膨らんだりへこんだりする腹部や、鼻から出入りする空気に意識を向ける。呼吸をしっかり味わう。
    5. 様々な考えが浮かんでは消えていくのを観察する。今夜の食事の買い物リスト、やり忘れたこと、過去の会話、次に何が起こるかという心配など、いろいろな考えが浮かんでは消えるだろう。考えが浮かんでもそれを無視したり、抑圧するのではなく、ただ気づいて穏やかな気持ちでいよう。呼吸に注意を払い続けるのがその助けになる。
    6. 何かに心をとらわれたら、判断を保留し、ただ受け止め、また呼吸に意識を戻す。考えが浮かぶのは自然なので気にしなくていい。
    7. 時間が来たら1、2分をかけて自分のいた場所を思い出し、ゆっくり立ち上がる。

    『プロフェッショナル・ファシリテーター』pp.188-189

 これらはそれぞれ"身体のセンタリング"と"マインドフルネス瞑想"と称されている。最早ファシリテーションどこ吹く風の様相を呈してきてはいないか。この鍛練はライヴにも有効であるし、柔道をやっていたので本当に<Budo>に近いと体感する次第。やはり、全ての道はZENへ、田村ゆかりへ通ずるのではないだろうか。

 

 ともあれ。田村ゆかりに執着していたら<Kill Pill>の服用が増えた。精神は積極的に壊していけ。引き裂かれて在れ。